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特に若年層を中心とした国内人口の減少や
レジャーの多様化や情報取得ルートの複雑化などに加え、
全く異なるニーズを持つインバウンド客の
重要性が年々高まってきているなど、
観光・リゾート業を取り巻く市場は大きく変化しています。
供給側を見ると、人材確保の難易度向上や
原材料コストの高騰といった足元の問題だけではなく、
細分化された事業構造で収益性が上がりづらい中、
バブル前後に作られた施設の大半が老朽化するなど、
市場の変化にしっかりとついていける事業者が数多くないのが現状です。
同質のお客様を、大量に効率よくさばくことに主眼が置かれてきた
昭和・平成型の観光地づくりは
もはや限界を迎えていると言わざるを得ません。

一方で、これからの日本を支える産業、
中でも地域活性化を考えるうえで欠かせない産業の一つが
観光業であることは間違いありません。
古くからの文化と多様な自然環境を持ち、
世界的にみても観光資源が豊富な日本は、
デスティネーションとしての海外市場からの注目度は年々高まる傾向です。
しかし、これまでの観光産業の在り方ではその「タカラモノ」を
十分に活用できていないのです。

こうした中、我々が大事だと考えていることは「ズク」と「チエ」。
「ズク」とは信州の方言ですが、
「精を出してする気力」「根気。やる気。活力」
「こまめに動くこと。熱心さ。」
などを意味します。
過去の悪い流れを断ち切り、
新しいことにチャレンジする「ズク」が
何よりも今の観光業界には求められているのです。
そして、前例の通用しない大転換期において、市場を冷静に分析し、
ユニークかつ大胆な次の一歩を生み出すことのできる「智慧」。
この二つを駆使し、
各地の隠れた資産（磨けばその会社や地域にとって宝物になるのに、
何らかの理由で埋もれたままになっているもの）を発見し、
磨き上げることで「観光業をアップデートする」
お手伝いを我々ズクトチエは行ってまいります。